イー・モバイル EMOBILEのD31HWを購入しましたのでレビューしてみたいと思います。以前からイーモバイルは個人的に気になっていて、いずれは契約しようと考えておりましたが、最近になって出先でネットやメールの必要性が増加したため今回購入に踏み切りました。
今回購入した端末は、D31HWです。今年8月に登場した端末で、HSPA＋を採用した受信最大21Mbpsのサービスです。現在イーモバイルは下り最大7.2Mbpsまたは下り最大3.6Mbpsサービスが主流なので、最大21Mbpsのサービスはベストエフォートとはいえ、もっとも早い速度が期待できるものとなります。イーモバイルのホームページを見ると、通信規格として現在、HSPA、HSPA+があり将来的には下り42Mbpsを実現するDC-HSDPA、下り100Mbpsを実現するLTEを目指すとあります。今回の端末D31HWはHSPA+になります。
まず21Mbpsのサービスは、11月現在まだ工事展開中であるということは知っておかなくてはなりません。12月いっぱいで都市圏全域で正式に利用できるサービスとなります。サービスエリアはこちらでみることができます。またD31HWを、21Mbpsのサービスのエリア外で使用した場合、下り最大7.2Mbpsまたは3.6Mbpsのサービスが適用されますので、下位互換性のような形での利用となります。
今回私が購入したD31HWの端末料金は、8,380円。契約内容はにねんＭの月々5,980円（使い放題定額）。初回の契約事務手数料は2,835円です。その他オプションとして、故障安心サービスが月々157円。遠隔サポートサービスが月々315円。自宅のイーアクセスのADSLが1,500円で引けたりします。私は故障安心サービスのみ追加しました。契約内容やプランについてはいくつかありますので店員さんに尋ねてみてください。わかりやすく教えてくれると思います。
また実際の契約は10分ほどで終わります。必要なのは免許証などの身分証と引き落としなら口座情報、クレジット払いならクレジットカードです。印鑑は不要でした。契約後は15分ぐらいで端末を手にすることができ、その日からすぐに利用することができます。支払いは端末料金のみです。それ以外はすべて引き落としになります。
ところでよく話題になる1円パソコンとか100円パソコンですが、パソコンが安く入手できても月々の利用料が＋1900円ぐらいになるそうです。これが2年ほど続きます。つまり45,000円ぐらいのパソコンを購入するのと同じようなものですので、あまり見た目ほどお徳というわけではありませんので、よくよく考えて契約したほうがいいかと思います。
イーモバイルの契約後、渡される箱には説明書・CD・保証書・端末・USBケーブルなどがコンパクトにまとめて入っています。契約後は端末を受け取ると、パソコンさえあればすぐにインターネットに接続できます。即日開通が可能です。D31HWはUSB接続タイプですがキャップはありません。スライドさせるとロックがかかるようになっています。
イーモバイルはパソコンで利用するのも非常に簡単です。D31HWはゼロインストールと呼ばれ端末をパソコンに接続するだけでドライバ・ソフトウェアのインストールが自動で始まります。CDも添付されていますが使用することはありません。USB端子に端末をさすだけです。下記はゼロインストールの様子。USBをさしてから再起動画面までを2倍速で。
いちばん問題なのは速度です。YouTubeが快適に見れるかどうかがひとつの指標にもなってくると思います。コマ遅れなどがないか確認してみましたが特にストリーミングの遅れなどはありませんでした。下記はゼロインストール後、再起動してすぐの画面からスタート。こちらも2倍速にて。デスクトップＰＣでは光で使用しているので物足りなさは当然ありますが、モバイルでのインターネット・メールを考えるなら問題はほとんどないレベルだと思います。
D31HWを7.2Mbpsエリアで使用して、スピードテスト。4.6Mbpsほど出ておりました。まだ21Mbpsエリア内ではあまり使用しておりません。いろんなところで使用してみてスピードテストの記録を随時この記事に追加していきたいと思います。また端末が熱くなるというのは事実です。念のためオプションの故障安心サービスは追加しておいたほうがいいかと思います。
追記：21Mbpsエリアのビル4Fにて。11月下旬
追記：21Mbpsエリアのマンション12Fにて。11月下旬
追記：21Mbpsエリアの立体駐車場7Fにて。12月下旬
追記：21Mbpsエリア内の事務所2Fにて。1月下旬
追記：7Mbpsエリア内の家屋にて。2月上旬
追記：7Mbpsエリア内にて。2月上旬
